最初 > 見る > 東山区 > 八坂の塔(霊応山八坂法観寺)
東大路通りから八坂通を東へ入ると目の前に現れるのが八坂の塔。正式名は霊応山八坂法観寺といいますが、親しみをこめて「八坂の塔」と呼ばれる、京都のシンボルです。
色々な角度から見えるその姿はどれも美しいのですが、八坂通の石畳のむこうに見える姿は格別です。
八坂の塔の歴史は古く、飛鳥時代に聖徳太子が建てた古刹で、日本最初の五重塔といわれています。創建時の八坂の塔は戦火や落雷に遭って三度焼失。
現在目にする白鳳様式の美しい塔は室町将軍の足利義教によって1440年に再建されたもので、重要文化財に指定されています。
のちに八坂神社が建立されると、この付近は賑わいはじめ、八坂神社へ参拝したのち、清水寺まで花見に足を伸ばすという具合で、八坂・祇園の散策が行楽になっていったといわれています。
八坂の塔は、江戸時代初期にはすでに観光の名所だったらしく、当時の名所案内にも絵入りで紹介されているほど。塔は高さ46m。昔は遠くからもこの塔がよく見え、人々の目を楽しませたことでしょう。
(文・汐見香里/2009年2月掲載)
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